月別アーカイブ: 2014年12月

デジタルカメラの使い方

起業してホームページを作ったりするとき、欲しい素材が見つからなかったりします。そんな時、自分で撮った写真が使えると便利ですよね。とはいえ、一眼レフや高価格のデジタルカメラは機能が複雑そうで、メカニックに不安がある方は、手が出しにくいもの。そこで、これから一眼レフや高級コンパクトデジタルカメラを購入しようとしている方に、簡単に写真のポイントをご紹介します。

写真の出来は、構図・カメラ性能・現像の3つで決まる!

良いカメラを買えば、良い写真が撮れる!・・・わけではありません。スマホのカメラでも、構図が上手な写真は、高級カメラと見分けがつかないこともあります。また、明るさや色合いがイマイチだった写真も、現像によって蘇ることもあります。高級カメラを購入する前に、まずはスマホのカメラや現像ソフトで、写真の腕を磨いたあとに、カメラの購入を検討しても良いかもしれません。(下記の写真はiPhone6で撮影し、Camera+で現像)

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一眼レフカメラは、交換レンズを楽しむためのカメラです!

一眼レフカメラが欲しいという方で、標準セットで付いているカメラレンズだけで満足している方がいらっしゃいます。一眼レフの醍醐味は、交換レンズにあります。もしレンズを交換するのが煩わしいようでしたら、コンパクトデジタルカメラで十分。初期に交換を検討されやすい交換レンズを下記にご紹介します。

・望遠レンズ

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その名のとおり、遠くのものを撮影するためのレンズです。ミサイルランチャーのような大型のものは、バードウオッチングのような、被写体の近くに寄れないときに活躍します。焦点距離の数字が大きいレンズです。

 

・広角レンズ

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広角という言葉は、あまり聞きなれないでしょう。例えばたくさんの友達と記念写真を撮ろうとしたときに、被写体が近すぎて、友達が入りきらない経験がありますよね。そんなときに、広角レンズならば、角度が広く撮影できるので、近くても友達全員が入ることができます。焦点距離が小さなレンズです。

・単焦点レンズ

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ほとんどのレンズは、焦点距離が50mm〜200mmなどのように、ズームができるようになっています。しかし単焦点レンズは、焦点距離が50mmのように固定になっていてズームが出来ません。その代わり、後で説明する絞り(F値)の性能に優れていて、くっきり明るく、ボケ味が美しい写真が撮れるのが特徴的です。食べ物や雑貨などのスナップショットを撮影したり、プロフィール写真を撮るときによく使われます。望遠の単焦点レンズや、広角の単焦点レンズなど、焦点距離は目的によって様々です。

・マクロ(マイクロ)レンズ

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こちらは、昆虫や花びらなど、小さな物体を撮影するための写真です。接写をしなくても、小さな物体を大きく撮影することが出来ます。

 

ボディの価格は、ほぼ画像センサーの良し悪しで決まる!

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一眼レフのボディを購入するときに、最も悩ましいのが価格帯。最近では10万円を切るボディも販売されていますが、数十万もするカメラもあります。一体何が違うのかというと、ざっくりいうと画像センサー(CMOS・CCD)の性能が違います。画像センサーは、光を受け取る半導体です。カメラは光を受け取り画像に変換します。ですので、画像センサーが沢山光を受け取る事ができると、光の少ない暗い場所でも明るい写真が撮影できたり、解像度の細かい写真を撮影することができます。基本的には、大きいイメージセンサーが組み込まれているボディが高価格となっています。しかし技術進歩により、小さなイメージセンサーでも良い写真が撮影出来るようになりました。まさにケータイやスマホのカメラのようにです。イメージセンサーの大きさの比較をすると、iPhone5sのイメージセンサーが4.8×3.6mmなのに対して、ハイエンドの一眼レフカメラで使われているイメージセンサーは、36×24mmとなっています。

カメラ上の基本操作は、①ISO感度、②露出、③絞り値(F値)or シャッタースピード、④ズームで、だいたい大丈夫

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カメラで最も大事なのは光の操作です。高級コンパクトデジタルカメラでは、絞り値やシャッタースピードを変えられるものが発売されるようになりました。光を操るには、下記の4つを意識すると、だいたい大丈夫です。

・ISO感度

高性能のイメージセンサーであると、ISO感度が大きく設定できます。ISO感度が高く設定すると暗い場所でも明るい写真が撮影できます。ただし、ISO感度が高いとノイズが出るので、暗くない場所では低めに設定しておきましょう。

・露出

露出は写真の明るさです。露出を先に決定することで、必要な光の量が計算出来るようになります。数字が大きいと明るい写真になりますが、大きすぎると白飛びの原因になるので、適切な露出を設定しましょう。

・絞り値(F値)

オート撮影だと全く気にしない絞り値ですが、これを変化させることによって、被写界深度を変えることができます。被写界深度が浅いとボケ味が強い写真ができます。逆に被写界深度が深いと遠くまでくっきり写すことができます。例えば、自分の目で遠くの物を見ようとすると目を細めますよね。これが被写界深度が深い状態です。レンズも目を細めているのと同じ状態で、シャッターが絞られながら写真を写します。絞られている状態が、絞り値が大きくなります。逆に近くものを見ようとするとシャッターが開かれて撮影するので、絞り値が小さくなります。今度は水道の蛇口に例えて、絞り値とシャッタースピードの関係を説明します。絞られている蛇口は水が少ししか出ないのと同じで、シャッターが絞られると光も少ししか入ってきません。絞り値が大きく設定し、かつ露出度を大きく設定すると、光の量を得ようとするために、シャッタースピードが長くなります。シャッタースピードが長くなると、手ぶれする時間が増えるので、特に暗い場所では絞り値を小さめに設定しましょう。

・シャッタースピード

設定の中で、一番わかりやすいのがシャッタースピードです。その名のとおり、シャッターがきられるまでの時間です。ただし、上記の絞り値で説明したように、シャッタースピードは、露出と絞り値と関係しています。

露出度=絞り値×シャッタースピード

露出度を固定にした時に、シャッタースピードが長めに設定すると、絞り値は大きくなり、結果として被写界深度が深くなります。逆にシャッタースピードを短めに設定すると、絞り値は小さくなり、被写界深度が浅くなります。この関係性を覚えておけばバッチリです。

幻想的な写真の殆どが、現像ソフトで加工されている!

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これまで説明してきたように、カメラはとても奥深いものです。しかし、最近は現像ソフトが進化していて、そんなに写真が上手に撮れていなくても、上記のような幻想的な写真に仕上げることもできるようになりました。 現像はRAWデータと呼ばれる全く圧縮されていないファイルを扱うと綺麗に仕上がるようです。RAWデータのファイルは各メーカーで様々なので、どのメーカーのファイルでも現像できる有料ソフトがあります。私が利用しているのはLightRoomです。しかし、もっと簡単に、写真を加工ができるソフトが出ています。特にスマートフォンのアプリはとても簡単で便利な写真加工ソフトがあるので、いったん写真をスマートフォンに転送してから、仕上げるのも良いと思います。私はiPhoneのCamera+を重宝しています。

あるなら使え!HDR機能

最後に最近のデジタルカメラやスマホに搭載されているHDR機能を紹介します。実はさきほどの幻想的な池の写真もHDR機能を使っています。HDRは、ハイダイナミックレンジ合成の略です。被写体は、暗い場所と明るい場所が混ざっている状態ですので、露出を高く設定して撮影すると、暗い場所は明るなりますが、明るい場所は白飛びをしてしまいます。そこで、HDR機能と使うと、1回のシャッターで露出が高い写真と露出が低い写真を同時に撮影し更に合成してくれるのです。そうすると、さきほど白飛びした部分を、露出を低めで撮影した写真と合成してくれるので、どの場所もくっきり映る写真が撮れるのです。もしHDR機能があるデジカメがあったら試してみましょう!もしかすると高いカメラを買わなくても済むかもしれません。

室内撮影は、高級カメラでも、明るさがないとブレてしまう!

どんなに良いカメラを持っていても、室内撮影ではブレてしまうことがあります。例えば、結婚式の披露宴で一眼レフでさあすごい写真を撮ってやる!と意気込んでみたものの、友達のコンデジのほうが綺麗に写っていた!なんてことがよくあるのです。室内撮影は、外よりも光量が少ないため、シャッタースピードが長くなり、手ぶれします。そこで三脚などで固定して手ぶれを防止する必要があります。ただ固定だけだと、被写体が動いている場合、被写体の部分がブレてしまいます。そこでストロボやレフ板などで光量を補う必要があります。外付けのストロボだと、直接被写体に光源を当てずに、天井の反射を利用して明るくするテクニックがあります。コンデジのオート撮影ではそれらを加味したうえでブレなくなるよう設定されている場合があります。その場合、明るい窓の近に寄ったり、白い壁の反射を利用したりなどの工夫だけで、ブレがおさまる場合があります。

以上が簡単なデジタルのご紹介です。標準レンズをつけた一眼レフのままであれば、コンパクトデジタルカメラ、または最新のスマートフォンについているカメラと、写真の出来はあまり変わらないと言っても過言ではありません。構図を意識するだけでも、いまお手持ちのカメラで、ホームページに通用する写真は撮影することができますので、ぜひ街に出かけて腕を磨いてみましょう!ちなみに私が愛用しているコンデジはRX100シリーズです。