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生きている仮説と、死んでいる仮説

こんにちは。キムニーです。

起業家にとって、大切な能力は何か?の一つに、私は「仮説力」をあげます。
仮説というのは、「◯◯◯の場合は、きっと△△△である」という自論であります。
ビジネスは言うまでもなく、必ず成功するための方法はありません。実績が無い頃の企業は、目標にたどり着くために、何度も仮説と実行を繰り返していかなければなりません。そこで今回は、優れた仮説力の特徴をまとめてみました。

実行するための仮説

何かやりたい事があるから仮説を立てるというのが起業家の仮説の考え方です。行動することなしに、仮説力を磨いてしまうのは学者的な考え方。博識でありたいがために知識ばかり身につけすぎると、「行動停止」という障害が生まれるように感じます。少しでも新しい仮説を持ったら、行動に移して検証みるという心構えが大切です。

実行結果から生まれた仮説

実行しなかった仮説を私は「死んでいる仮説」と呼びます。本や雑誌などの二次情報から考えただけの仮説は、起業家にとって無価値です。「死んでいる仮説」が増えているなと感じたら、仮説を生み出す事を止めて、実行を意識していきましょう。
そして「実行」はさらなる仮説を生み出します。Plan(計画)Do(実行)Check(検証)Action(改善)というフレームワークが有名ですが、実際の起業家の話を伺うと、PlanDoPlanDoPlanDoPlanDoPlanDo…CheckActionという感覚だと仰る方がとても多いです。
リーンスタートアップやアジャイル開発というのも、この考えがベースとなっているようです。

過去に起きた事象を分解して解明した仮説

仮説には、
1. 事象を並べて、演繹法や帰納法を用いて、見えてくる仮説
2. 事象を分解していくプロセスの中で、見えてくる仮説
の2つの仮説があると思います。
1は問題ではありませんが、事象の並べ方によっては仮説が変わるというリスクがあるので注意が必要です。
一方で2は、1つの事象の見方を変える事で色々な発見を与えます。仮説には新しい気づきや発見が必要です。発生した事象を良く観察して、その事象がなぜ起きたのか?という事を分解する姿勢が起業家には重要です。

仮説が正しくなかった時に、次にやるための仮説

仮説は選択肢でもあります。もし仮説通りにならなかった時にはどうするのか?他のやり方はないのか?ということを常に念頭に置いておく事が大切です。

定量的な指標がある仮説

仮説が良かったのか?悪かったのか?を判断するためには、定量的にジャッジできる必要があります。何が良かったのか?何が悪かったのか?をなるべく具体的にするために、幾つもの定量的な指標を持つ事が大切です。

余談ですが、最近はソフトウェアの開発環境が無料で手に入りやすくなりました。IT業界で起業ブームが起きている理由に、低コストで仮説を実行に移しやすくなった事があげられます。起業家としての能力を磨くため、または起業家として生き残るためには、プログラマーをチームに加える事が、もはや「当たり前」になってきたのではないでしょうか?

以上、仮説力のお話でしたが、最近注目されているデザイン・シンキングも仮説と検証を素早く行っていくという事を重要視しているようですので、ご参考までに。

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